【会長標語】

2022~23年度 第42代会長 馬場 れい子
『ロータリーは愛』
2022-23年度 第42代会長
馬場 れい子

この21世紀に、
世界が一つになって平和と安定を願い、全世界が力を合わせてコロナという疫病を撲滅しようと人類一丸の努力をしている時に、
そして民間からもいよいよ夢の宇宙旅行が始まろうとしている時に、
まさかの悪夢の戦争が、
ウクライナへの国家侵略行為がロシアによってもたらされました。

こんな年に、我が東京八王子東ロータリークラブの二回目の会長に就任いたしました。
一回目の会長から約10年が経ち、クラブ会員も大きく様変わりをしました。
チャーターメンバーの戸塚万豈さんお一人を含む、おだやかで見識の深い大先輩たち数人と共に、新しい若手の会員がたくさん増えてまいりました。

およそ100年前に、アメリカはシカゴで3人の知性あふれる有志から始まった、ロータリークラブに、100年たってこうして日本の東京八王子東ロータリークラブの会長に二度も就任しましたことを改めて考えると、武者ぶるいを覚えます。

日本では、昔からお金はきたないモノという認識がありますが、それは全て人の心の成せるものであり、私はお金は愛。愛の強力なツールだと思っております。

ロータリーは、人の心が愛の働きを結集して存在している世界で類を見ない最高の、二つとない、最強の奉仕団体だと思います。
ロータリーの組織編制も、少しずつ変化してきているようですが、基本精神である「我々の人生基盤の職業を通して世界で良いことをしよう」という理念は、益々ゆるぎのないものとなってきています。
その奉仕活動を奮い立たせるのは、我々ロータリアンの愛による心であり、世界中のロータリアンの職業から得られる寄付としてのお金に支えられているので、ロータリー活動は財団なくしてはあり得ないとの確信で、私はロータリー財団に深く心を寄せています。

従来の尊いポリオ根絶運動寄付に加えて、今年からはウクライナの救援活動にスタートを切らねばなりません。
ウクライナにもロータリークラブは存在します。
戦争が一刻も早く終わるように働きかけると共に、地獄と化したウクライナの支援は、息の長い、復興を見すえての長期になると思って、この一年間、その心を発展させて会員の親睦、友情を更に育んで、ロータリーの一員であることの誇りと自覚に満ちた仲間意識を、次につないでいきたいと思います。

2022-23年度のクラブ基本方針

前代未聞のロシアによるウクライナへの戦争の勃発した年に

世界平和を目的とする国際ロータリーの一員として

強い自覚で既存の「奉仕活動」と共にウクライナ支援を念頭に

クラブ会員同士のあたたかいつながりを定着させる「親睦活動」を充実させ、楽しみます。

  • ◆ ロータリーの基本理念「5大奉仕」意識の再確認向上
  • ◆ ロータリーの奉仕活動を支える「ロータリー財団」の認識向上
  • ◆ 世界平和の基礎となる「人間力」の相互向上