会長 橋本 幸一

東京八王子東ロータリークラブ会長挨拶


会長標語 「今何が出来るか 何をすべきか 考え、行動しよう!」

2018~19年度 第38代会長
橋本 幸一

 今年度の当クラブの標語は「今何が出来るか 何をすべきか 考え、行動しよう!」としました。
 数年前から無料塾や子ども食堂という言葉を耳にする様になりました。経済力の格差が広がり、これに伴い戦後日本を支えてきた中産階級が消滅し、皆が平等感をもてた中流意識も失われつつあります。
 2008年のリーマンショック以降、非正規雇用の増加による経済的格差は決定的となり、もはや格差ではなく階級と言われています。
 母子家庭の多くは経済的困窮の中にあります。女性がキャリアも資格もなく子どもをかかえ就ける仕事は限られ、又おのずと得られる収入も明らかです。
 就学年齢の子どもの7人に1人が相対的貧困にあり、多くが母子家庭です。
 親の経済状況が子どもの生活に影響を与える事は言うまでもありません。
 経済的状況ゆえに充分な教育も受けられず、社会に出ても再び貧困に陥るという貧困の連鎖が生まれています。これはその子ども達の問題のみならず、人口減少に伴う労働力不足が見込まれる日本の将来にとっても、大きな社会的損失であることは明らかです。
 貧困家庭に生まれた子ども達に何の責任もなく、そしてもはや自助ではどうにもならない状況にあります。
 本来は公助により解決すべきことですが、公助はあまりにも遅くあまりに少なく、当面は我々が皆んなで支え合う共助が必要です。無料塾のみならずフードバンクや子ども食堂などの活動もこれに根差しています。
 今年度はロータリー会員のみならず多くの皆様に貧困の連鎖について認識頂くとともに、何らかの行動を起こしたく上記標語と致しました。まず7月31日午後7時より八王子発の無料塾である「つばめ塾」の理事長小宮位之氏の講演会を京王八王子駅前のザ・ビー八王子地下1Fで行います。皆様の参加をお待ちしております。

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